福田和也の出身高校

福田和也 コメンテーター

福田和也卒業高校
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10位 / 140人中 コメンテーター別偏差値ランキング
性別
男性
生年月日
1960年(昭和35年)10月9日生まれ

福田 和也(ふくだ かずや、1960年(昭和35年)10月9日 - )は、日本の文芸評論家。慶應義塾大学環境情報学部教授。

東京都北区田端出身。高校生の時に神奈川県葉山町に転居。

慶應義塾大学在籍時には古屋健三に師事。フランス文学研究の主流への激しい反発から「誰もテーマに選ぼうとしなかった」ファシズム作家を研究対象に選び、第二次世界大戦時にナチス・ドイツに積極的に協力したフランスの文学者(コラボラトゥール作家)を研究テーマに選択する。国書刊行会の編集者・佐々木秀一に要請され執筆した『奇妙な廃墟――フランスにおける反近代主義の系譜とコラボラトゥール』で出版デビューを果たす。しかし執筆は難航、大学院在学中の2年、大学を出て家業を手伝いながら3年、それも辞めて執筆に専念しての2年の計7年間が費やされた。

『奇妙な廃墟』で江藤淳に見出され1990年、月刊誌『諸君!』に「遥かなる日本ルネサンス」を連載発表し論壇デビュー。近代日本の文芸評論を軸とした文筆活動から開始し、『日本の家郷』により第6回三島由紀夫賞を受賞。続いて『甘美な人生』で平林たい子賞受賞。『地ひらく』で山本七平賞、『悪女の美食術』で講談社エッセイ賞受賞。

以降は『文藝春秋』『週刊新潮』『産経新聞』『週刊現代』『SPA!』『週刊文春』などの多岐にわたる雑誌や新聞で、歴史、政治、社会、音楽、人生論、実用書等、幅広い分野で執筆活動を続けている。ラジオではニッポン放送の様々な番組にコメンテーターとして出演。 テレビに出演することはBSフジの『メッセージ.jp』の聞き手以外殆ど無かったが、2006年4月から毎月第三金曜日の「とくダネ!」のレギュラーとなりテレビ出演を解禁した。

執筆活動の傍ら慶應義塾大学環境情報学部で教えているが学会活動はしていないと公言。江藤淳の奨めでかつては比較文学会に所属していたが、現在はどの学会にも所属していないとされる。慶大の非常勤講師を始めた際、江藤から、批評に専念するのではなかったのかと叱責されたが、その後江藤が慶大助教授の職を斡旋してくれたと語っている。福田ゼミ出身者には、一青窈、佐藤和歌子、酒井信、大澤信亮、鈴木涼美などがいる。

2003年に柳美里、坪内祐三、リリー・フランキーとの共同編集で、文芸誌『en-taxi』を創刊、のち柳が抜けるが、『SPA!』では坪内と連載対談を続けており、現在まで坪内との関係が最も深い。『en-taxi』ではしばしば立川談志へのインタビューを行っており、落語にも造詣が深い。

現在は三島由紀夫賞選考委員、新潮新人賞選考委員を務めている。

デビュー後もしばらくは「ファシストのパンク右翼」を自称し、『日本クーデター計画』を出版するなどして世の良識を逆撫でするような発言を繰り返した。また、ファシズムの思想史的意義を強調する一方で「失敗したファシズムが丁度良い」などと発言する。

文芸批評活動の出発点となった『日本の家郷』も、ポストモダニズムの影響が中川八洋らから指摘されている。左翼思想の変種とも揶揄されるポストモダニズムを、マルティン・ハイデッガーを介してファシズムに繋げたが、一時期「友人」を名乗っていた護憲派の大塚英志からは「実は左翼」などと評された。

2000年に出版した『作家の値うち』では、純文学と大衆文学の現役作家を五十人ずつ、全百人の主要作品を百点満点で採点。多くの有名作家作品を「読んでいると恥ずかしい」レベルなどと評して浅田彰や安原顕からは厳しく批判された。また師匠の江藤が評価しなかった古井由吉や村上春樹を評価し、江藤が絶賛した中上健次の『千年の愉楽』を「いんちきポルノ」と評するなど、江藤とは文学の評価にかなりのズレがある。柳美里『ゴールドラッシュ』、島田雅彦「無限カノン三部作」を厳しく批判し、二人の反撥を招いたが、対談で手打ちをしている。

中川八洋は、福田は保守のふりをしたポストモダニストで、内部から日本の伝統を破壊しようとしていると非難している。

妻は慶應義塾大学文学部の同級生で、岳父は大岡山在住の医師(医学部教員)でカトリック信者。

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