田中健二朗の出身高校
田中健二朗 プロ野球選手
- 田中健二朗卒業高校
- 常葉学園菊川高校 偏差値 静岡県高校偏差値ランキング
- プロ野球選手ランキング
- 1332位 / 4783人中 プロ野球選手別偏差値ランキング
- 性別
- 男性
- 生年月日
- 1989年9月18日生まれ
田中 健二朗（たなか けんじろう、1989年9月18日 - ）は、横浜DeNAベイスターズに所属するプロ野球選手（投手）。
小学2年から山吉田少年野球クラブで投手として野球を始め、ボーイズリーグの新城ベアーズで中学3年春に全国大会出場｡
常葉菊川高では投球フォームの乱れから、腰椎分離症に悩まされたものの、佐野心部長直伝による『ど真ん中投法』を取り入れ、制球に安定が増し2年秋からエースとしてチームを牽引。第79回選抜高等学校野球大会では、その投球術が功を奏し優勝投手となる。
第89回全国高等学校野球選手権大会では史上6校目の春夏連覇が期待された[誰によって?]が、準決勝で野村祐輔を擁する広陵高等学校に敗退し叶わなかった。しかし、平成に入ってからは静岡県勢初となるベスト4入りを果たし、甲子園通算6勝（春4勝夏2勝）を挙げる。
2007年度高校生ドラフト会議で佐藤由規・高濱卓也の交渉権獲得に失敗した横浜ベイスターズから1巡目指名を受け、契約金7000万円、年俸720万円（金額は推定）で契約。これにより常葉菊川高から直には初めて（大学経由を含むと門奈哲寛以来2人目）のドラフト指名でのプロ野球選手となった。
肩を痛めたため二軍でも公式戦登板はなく、秋のフェニックスリーグでようやく実戦登板を果たした。
二軍で主に先発して3勝をあげる。フレッシュオールスターゲームにも選ばれた。
9月11日のナゴヤドームでの対中日ドラゴンズ22回戦で6番手として一軍初登板し、1回を無失点で抑えると、同月15日の対阪神タイガース20回戦で一軍初先発し、6回0／3を5安打3失点でプロ入り初勝利を挙げ、チームとしては2008年の小林太志以来の初先発初勝利となる。
先発として1試合に登板したのみでシーズンを終えた。
当初ロングリリーフで起用され、そこで安定した投球を見せたことを買われ4試合で先発したが未勝利に終わった。
全てリリーフでの起用だったが結果を残せず9試合の登板にとどまった。
プロ入り後初めて開幕一軍を勝ち取るがインフルエンザに感染してしまい未登板のまま登録を抹消された。その後は一軍と二軍を往復する日々だったが、本人はこの時期に力のあるボールを投げる手応えを掴んだという。9月に昇格してからは登板した試合を全て無失点に抑える好投を見せた。9月23日の阪神戦では4年ぶりに勝利を記録した。シーズンオフには首脳陣から先発での起用を打診されたが断っている。
開幕を一軍で迎え、シーズン前半はチームのセットアッパーを担った。5月15日の広島東洋カープ戦では守護神の山崎康晃の休養の為、最終回に登板した。この日は2安打を許したが、0点に抑えて自身初セーブを達成した。
マツダオールスターゲームのファン投票では、中継部門で2位となり惜しくも選ばれなかった(1位は山口鉄也の264,914票で、田中は217,649票)が、監督推薦で自身初のオールスターゲームに出場した。
ところがシーズン中盤になるに連れて徐々に調子を落としていき、7月16日に一軍登録を抹消されてからは、シーズン終了まで一軍に戻る事は無かった。結局この年は35試合に登板し2勝2敗、防御率2.20、16ホールドを記録した。
11月に開催の第1回WBSCプレミア12では、7月16日に日本代表の第1次候補選手として発表されたが、最終ロースターの28名に残らなかった。
実家は近くのコンビニまで数キロ離れた（車で約10分）山間部で、野球に熱中できる環境だった。このため高校時代は「田舎」がニックネームで、横浜の入団会見では「『ハマの田舎』と呼んで下さい」と語っている（なお田中の入団後、実家近くにコンビニが開店している）。その後、公募でニックネームで募集したところ額の剃りこみに特徴があることから『ハマのソリコミ』を本人が選んでいる。
2013年11月、同年5月に一般女性と結婚していたことを発表した。
2015年3月27日の開幕戦（対巨人）に登板した際、2月28日に母親が心筋梗塞により47歳という若さで他界していたことを中継した日本テレビのアナウンサーが明らかにした。
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