比嘉幹貴の出身高校
比嘉幹貴 プロ野球選手
- 比嘉幹貴卒業高校
- コザ高校 偏差値 沖縄県高校偏差値ランキング
- プロ野球選手ランキング
- 3775位 / 4783人中 プロ野球選手別偏差値ランキング
- 性別
- 男性
- 生年月日
- 1982年12月7日生まれ
比嘉 幹貴（ひが もとき、1982年12月7日 - ）は、オリックス・バファローズに所属するプロ野球選手（投手）。
沖縄県沖縄市出身。沖縄県立コザ高等学校から国際武道大学を経て日立製作所に入社。同社野球部では当初は怪我が多くなかなか試合に出場できなかったが、その後徐々に実力を開花、荻野忠寛（千葉ロッテ）がプロ入りで抜けた後のチームの大黒柱に成長した。
2009年のドラフト会議で、オリックス・バファローズに2位指名された。当初入団交渉は難航したが、最終的には契約金6000万円・年俸1200万円+出来高払いで契約合意した。
指名後に行われた第35回社会人野球日本選手権大会2回戦、対九州三菱自動車戦では9回2死までノーヒットノーランの好投を演じるも、打線の援護がなく二死から二者連続死球を与えたところで交代、後を受けた投手がサヨナラヒットを喫したことから被安打0で負け投手となってしまった。
ルーキーイヤーの2010年は怪我で出遅れるも、シーズン途中に昇格し、リリーフ投手として活躍。9月4日の対ソフトバンク戦では、4点リードを同点にされた直後の5回表2死満塁の場面で登板し、多村仁志を3球三振に討ち取ると、その裏に大引啓次が決勝打を放ったことでプロ初勝利を挙げ、試合後に初のお立ち台に上がった。24試合に登板して防御率1.25、WHIP0.69と抜群の安定感を示し、特に右打者に強く、被打率はわずかに.151に抑えた。
2011年は、5月上旬に昇格して防御率0.00と好調を見せるも、右肘痛の影響でわずか2試合で登録抹消される。その後、後半戦から一軍に昇格したが、7月27日の対日本ハム戦では、ボビー・スケールズに満塁本塁打を浴びる等、1回1/3を投げ自己ワーストの7失点を喫する。その後もリリーフとして帯同し、23試合に登板したものの、前年とほぼ同数の投球回数を投げて被安打は倍増し、自責点18、防御率7.15は前年の約6倍に相当する等、不本意な成績に終わった。
2012年はオープン戦で右肘痛を発症した影響で、7月までは二軍戦でも登板がなかったが、8月から二軍戦で実戦復帰。9試合の登板を経て、9月3日に一軍に合流。シーズン初登板となった9月5日の対ロッテ戦では、プロ初先発の同期・前田祐二の後を受けて6回表1死1塁の場面で登板し、併殺で切り抜けて前田の初勝利をアシストした。9月11日の対西武戦では1点ビハインドの8回裏を無失点に抑えると、9回表に味方打線の奮起で逆転し、2010年9月26日のロッテ戦以来716日ぶりの勝利投手となった。この年は12試合の登板で防御率1.80、と復調を伺える内容を見せた。
2013年は自身初となる開幕一軍入りを果たした。しかし開幕戦となるロッテ戦で2失点を喫し敗戦投手となると、翌日の試合でも1アウトも取れずに降板、わずか2試合で登録抹消される厳しいスタートとなった。4月後半の再昇格後は打って変わって好調を維持し、特に5月は12試合に登板して防御率0.00と素晴らしい安定感を見せた。連投も増えたことから6・7月はやや数字を落としたものの、シーズン最後まで一軍で投げ続け、最終的に自己最多の59試合に登板、11ホールドを記録する飛躍の1年となった。
2014年は先発やリリーフが中盤・終盤でランナーをだしたときの火消し役として抜群の安定感で活躍し森脇監督から切り札と言われるほど信頼感を得た。パ・リーグタイ記録となる34試合連続無失点をマークし、62試合登板で防御率0点台を記録した。
2015年はキャンプ開始早々に右肩痛でリタイアし、開幕を2軍で迎えた。6月19日に1軍昇格するが、シーズン初登板となった6月20日のロッテ戦で2失点、シーズン2試合目の登板となった6月27日の西武戦で1アウトも取れずに3失点して降板するなど右肩の怪我の影響からか投球がふるわず、7月29日に再降格。8月に痛めていた右肩の関節唇修復手術を受け、全治まで5か月を要するため、残りのシーズンを棒に振った。
サイドスローから最速146km/hの球威のあるストレートと、スライダー・カーブ・シンカーなどの変化球を制球良く投げ込む。
牽制やフィールディングの技術も卓越しており、特に牽制は自軍の岡田彰布監督から「12球団一うまい」と評されている。
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