宅八郎の出身高校

宅八郎 コメンテーター

宅八郎卒業高校
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84位 / 140人中 コメンテーター別偏差値ランキング
性別
男性

宅 八郎(たく はちろう、本名:矢野守啓〈やの もりひろ〉)、1962年8月19日- )は日本の自称「オタク評論家」である(自分のためだけに考案した肩書きで、生涯現役と書いている)。ペンネームはたこ八郎をもじったもの。

物書きであり、ホストかつアドバタイジング・ディレクター、また、ミュージシャン、DJ、とび職としての顔ももつ。

静岡県浜松市出身。浜松南高校卒業。法政大学社会学部卒業。元々漫画少年で、大学時代は「漫画研究会」に所属していた。就職活動を背広姿にバルタン星人の着ぐるみをかぶってを行いってマスコミの注目を集め、報道で取り上げられたこともあるという。テレビ用広告宣伝の製作会社に就職し蚊取線香の宣伝に出演したが対人関係の問題から辞職に追い込まれ、フリーライターとなる。

1983年から、無署名で執筆者としての活動を開始し、女子高生向け雑誌の「プチセブン」などにも寄稿していた。この頃には中森明夫、野々村文宏、田口賢司の「新人類三人組」に続く「新・新人類」というキャッチコピーを石丸元章、菅付雅信との3人でつけられかける(中森明夫は『「おたく」の研究』という雑誌記事の筆者で、当時宅とは親密な付き合いであった)。

1989年に起こった東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の容疑者宮﨑勤の逮捕によって"オタク"という概念に注目が集まる中、日本独特のオタク文化というものの発生に衝撃を受け、それまでも記事を書いていた『週刊SPA!』上で、1990年2月に「オタク評論家 宅八郎」として登場。翌年、雑誌だけでなく森高千里のフィギュアとマジックハンドに紙袋を持つという姿で『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』や『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』などのようなテレビ番組をはじめとする各種媒体に出演し、お茶の間に宅自身とそれが演じる"オタク"に対する強烈な印象を与えた。ただし、この宅が扮装した「オタク」の格好は宅自身の嗜好にもとづいて選ばれた服装ではなく、戯画的にオタクを演出するために敢えてダサイ服に着替えていたものだった。宅は東レの研究員であったといい、服飾に関しては繊維の基礎的な知識から持ち合わせていて、ブランド物について蘊蓄を垂れるほど造詣が深い。

2007年4月15日告示、22日投票の渋谷区長選挙に宅は出馬の届け出をした。出馬表明をしたのは告示日前日の14日という電撃出馬だった。宅の出馬は一般紙・スポーツ紙で大きく報じられ、抱負を「渋谷を『萌える街』にしたい」と語った。他に出馬を届け出たのは現職の桑原敏武、自由民主党所属で区議6年、都議19年務めた矢部一、渋谷区役所に30年以上勤務した前リサイクル清掃部長で民主党・日本共産党の区議団や一部無所属の区議が推す坂井正市など。市民団体「オンブズマン渋谷行革110番」が宅を公認した。

宅の選挙特設サイトでは、決意表明や「19の改革宣言」から成る宅のマニフェストが掲載されている。宅は15日12時30分、渋谷駅ハチ公前で大挙した取材陣を前にメイド姿のコスプレに身を包んだボランティアのギャル3人をひきつれ第一声を行った。演説で宅は「渋谷は秋葉原に負けている。メイド喫茶を増やし、アキバよりおしゃれな『渋谷系オタク』を確立する」と述べ、「渋谷の萌えタウン化」を公約した。

メイド姿のコスプレに身を包んだ複数の女性が選挙ボランティアとして手伝うなど、「萌え」をスローガンにした独自の選挙運動を行った。宅の運動は記者が同行取材することが多く、第一声や最終日の演説などは日刊スポーツなど複数のスポーツ紙で大きく扱われた。

選挙戦最終日には夕方から、最後を飾る催しとして「きよたまらんど in 渋谷」をハチ公前にて開催した。「宅八郎」の文字が大書された選挙運動車をハチ公広場前につけ、歩道に木の箱を置き壇上にした。テレビ局のカメラがかけつけ新聞紙の記者がカメラをかまえるなど、報道陣で辺りはごった返した。聴衆が500人ほど足をとめる中、宅がプロデュースしている歌手・井万里きよあがアイドル風の衣装に身を包んで登場し「好きになっちゃいました」などの持ち歌を数曲披露した。その後、宅が登場して数分間、演説した。そして角川春樹の娘で元アイドルの鬼畜ライター・Kei-Teeが友人を代表して、「宅さんとは鬼畜仲間です。鬼畜にやさしい町づくりをしてくれる宅さんをよろしくお願いします」と応援演説した。

なお、宅は投票日前夜の4月21日夜に大阪のクラブイベントでDJをする事になっていた。これは数ヶ月前に予約がされており、宅の選挙出馬以前に決定していた。この事に対し宅は大阪でのDJを取りやめず21日の選挙演説期限ギリギリまで選挙活動を行い、その後、新幹線で大阪に向かい徹夜でDJを行って、翌朝、東京に戻っている。この様子の一部はテレビで放送された。

投票は22日に行われ即日開票された。結果は一期目の桑原敏武・区長が2万7044票(41.1%)を獲得して再選、矢部一が2万0729票(31.5%)、坂井正市が1万2424票(18.9%)、宅八郎が5605票(8.5%)獲得した。

供託金没収にあたる10%を下回る得票数のため、100万円は区に没収となった。宅は日刊スポーツの取材で「正直これほど票を入れていただき、ありがたい。こういう機会が与えられることがあれば、チャレンジしたい」と語った。

2009年3月、音楽評論家の四方宏明に、ソーシャルネットワークサイト(SNS)mixiにおいて殺害をほのめかす書き込みを行い、同年10月23日に兵庫県警東灘署に書類送検されたが、2010年3月31日付で起訴猶予処分となった。

特技は朝鮮語。観光目的で何度か朝鮮民主主義人民共和国を訪問している。

宅自身の言によると、その「復讐」・「処刑」を題目に行われる活動に根底にあるものは「責任」で、自分の責任も他者の責任もどこまでも追求していく性質であるという。その際には、自身が「復讐」・「処刑」を行う資格があるか、相手がそうされでも仕方ないかを考えるという。また、自身を「知能指数が高い気狂い」、「自己の論理に忠実な気狂い」と語ったこともある。

宅の「処刑」活動については、特にそれが書籍化された『処刑宣告』を、大泉実成が「巨大出版社の傲慢な体質を暴き出し」「TVメディアの本当に腐った部分を見せてくれた」と評価している。

いずれもVシネマ

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