大瀬良大地の出身高校

大瀬良大地 プロ野球選手

大瀬良大地卒業高校
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プロ野球選手ランキング
524位 / 4783人中 プロ野球選手別偏差値ランキング
性別
男性
生年月日
1991年6月17日生まれ

大瀬良 大地(おおせら だいち、1991年6月17日 - )は、広島東洋カープに所属するプロ野球選手(投手)。長崎県大村市出身。

鹿児島県霧島市の国分西小学校4年の時に国分西野球スポーツ少年団で野球を始める。中学生時代は国分南中学校、その後転校した長崎県大村市の桜が原中学校で、ともに軟式野球部に所属していたが、小学校時代に野球肘で右ひじを痛めたため、中学3年時に手術を行うまで左腕で試合に参加していた。。

高校は長崎日本大学高等学校に進学。3年時夏の長崎大会準々決勝では、同年の選抜優勝校でもある清峰の、後にプロでチームメイトとなる今村猛と投げ合い、打線を4安打1失点に抑えて完投、試合は3-1で勝利した。決勝も創成館高等学校を下し第91回全国高等学校野球選手権大会に出場。1回戦で菊池雄星を擁する岩手の花巻東高等学校と対戦し、5回までを無失点に抑えるも、敗戦。卒業時には、プロ志望届は提出せずに大学進学を選んだ。進学先にはグラウンドや練習環境が一番よく分かっていたことと、新垣渚や馬原孝浩をプロに送りだした仲里清監督の指導が受けたいという理由で九州共立大学を選ぶ 。

九州共立大学ではスポーツ学部に進学。入学時より体幹トレーニングに取り組み始め、2年ではピラティスを導入、3年あたりから本格的なウェイトトレーニングを開始し、細身だった身体は4年間で14kg増となった 。

硬式野球部においては1年時より試合に出場。福岡六大学野球の2010年春季リーグで、5勝を挙げ(5勝0敗)防御率1位(防御率0.63)のタイトルを獲得し、ベストナイン選出とチーム優勝に大きく貢献。秋季リーグでは新人賞表彰を受けた。

2年時の春季リーグで最優秀選手賞受賞、秋季リーグで防御率1位と最優秀選手賞受賞しベストナイン選出。この年は春秋ともに優勝。第60回全日本大学野球選手権大会ではベスト4。7月に米国で開催された第38回日米大学野球選手権大会の大学日本代表メンバーにも選出され2試合に出場。5回戦の対米国戦では先発した。 。11月の第42回明治神宮野球大会では、2回戦の対創価大学戦で0-3と敗退。大瀬良は9回159球10奪三振の熱投をみせたが、チームはこの試合で投げ合った創価大学先発小川泰弘に11三振4安打に抑え込まれた 。のちに、大学時代「自分を成長させてくれた」試合としてこの試合を挙げ、冬のオフ期間中「来年、神宮で小川さんと再戦したい」という思いでトレーニングに打ち込んだと語っている。

3年時の2012年春季リーグで最優秀選手賞受賞とベストナイン選出され、チームは優勝。秋季リーグで防御率1位と敢闘賞受賞しベストナイン選出。6月に行われた第61回全日本大学野球選手権大会では、第3日で前年明治神宮大会で敗戦した創価大学と再戦の形となった。先発した大瀬良が創価大打線を3安打完封し、勝利。この試合では8回には自己最速タイの151キロを計測した。つづく準決勝で早稲田大学に敗れベスト4。同年11~12月に台湾で開催された『第26回BFAアジア選手権大会』の日本代表選手に選出。第2戦となる対パキスタン戦で3回を投げて9者連続三振を奪う好投をみせた。

4年時には主将を務める。2013年春季リーグで防御率1位(0.91)と、4年間活躍し続けた 。福岡六大学野球リーグの通算成績は、57試合登板で38勝5敗、防御率1.07。同年7月に開催された第39回日米大学野球選手権大会の大学日本代表に選ばれ、前回大会と合わせて2大会連続の代表選出となった。また同年の11月に台湾で行われた「2013 BASEBALL CHALLENGE 日本 VS チャイニーズ・タイペイ」において、アマチュアながら日本代表に選出された。第二戦で先発の野村祐輔に次いで登板、4-2で勝利しこの試合の勝ち投手となった。

ドラフト会議にて、東京ヤクルトスワローズ、広島東洋カープ、阪神タイガースの3球団から1位指名を受け、競合抽選の結果、広島が入団交渉権を獲得。11月16日、北九州市内の九州共立大学で、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円(金額は推定)で仮契約した。背番号は「14」。

2014年、2月22日にコザしんきん(沖縄市野球場)での対阪神タイガース戦に先発投手としてオープン戦初登板、2イニングを無失点に抑える。

公式戦では、同期入団の九里亜蓮と共に、開幕から先発陣の一角を構成。複数の新人投手が開幕から先発ローテーションに入るのは、球団史上初めてであった。2試合目の登板になった4月9日の対読売ジャイアンツ戦でプロ初黒星を喫したものの、同月16日の対阪神戦(マツダスタジアム)では、7回を5被安打1失点でプロ入り初勝利を挙げる。この試合5回裏の第2打席では、自身と同じ大卒の新人投手である岩崎優から、プロ入り初安打・初打点となる2点二塁打を放っている。5月1日の対阪神戦(甲子園)では、再び岩崎と投げ合った末に、9回にマウロ・ゴメスに中越えソロを被弾するも9回1失点でプロ初完投。さらに、同月16日の対巨人戦(東京ドーム)での勝利によって、初勝利からの5連勝を記録した。 その後、勝てない時期があったものの、9月6日、対横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)にていわゆるスミ1で初完封勝利、9月25日の対ヤクルト戦で二桁勝利を達成、新人王に輝いた。

2015年2月16日に、「GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表」の日本代表に選出された事が発表。第一戦に先発し3回1失点。 シーズンでは開幕ローテーション入りしたものの、不安定な投球で勝ち星に恵まれなかった。5月4日の対読売ジャイアンツ戦でようやくシーズン初勝利を挙げるも、それ以降は勝ち星を挙げられず、チーム事情もあり6月から中継ぎに配置転換された。6月10日の対西武戦でプロ入り後初めてリリーフ登板し、リリーフ転向5試合目の登板となった6月27日の対中日戦でプロ入り初ホールドを挙げた。8月26日の対阪神戦では、9回に2点差に追い上げられた中崎翔太に代わって登板。福留孝介に中安打を打たれ、満塁になったものの、続くマウロ・ゴメスを遊ゴロ併殺に打ち取り、プロ初セーブを挙げた。

スリークォーターから最速154km/hのストレートを投げ込む速球派。変化球はカットボールやスライダーを軸に、カーブ・チェンジアップ・フォークも混ぜあわせたピッチングが特徴である。

カープ初となるCSファーストステージ第二戦の阪神対広島戦が甲子園球場で行われていた10月13日、ドラフト前に休暇を利用して野球部の仲間と共に広島に訪れていた大瀬良は、パブリックビューイングが行われているマツダスタジアムに来てみたものの、事前に配られた整理券を持っていなかったために入場することができず、スタジアム周辺をうろついていた。そこに見ず知らずの男性から突然声を掛けられ、「余っているからあげるよ」と整理券を貰うという出来事があったという。この整理券で入ることが出来た球場内の、熱い声援に包まれた雰囲気に感動し、その際同行していた野球部マネージャーからカープに入れたら良いなと言われ、本人が「そうだな」と返事をしたという 。

ドラフト当日は、スカウト担当の田村恵と共に赤いパンツを穿いていた。九州共立大学監督の仲里清の「勝負事は赤で臨め」という言葉からそのようにしたと本人は語っているが、奇しくもその「赤」をチームカラーとする広島東洋カープに一位で指名されることになった 。

ドラフト後の2013年12月2日から約2週間、大学での教職課程の単位を取得する為、母校・長崎日大高校にて、野球部の監督でもある金城孝夫教諭の指導のもと、高校の保健体育の教員免許取得の教育実習を行った。 。また、最終日の12月16日には系列の中学の生徒を含む在校生の1054人を前に講演を行い、壇上ではプロ入りの夢を実現させた体験談に熱弁を振るった 。

「家族の支えが負けじ魂を支えてきました」とドラフト前に語っており、「自分が野球で家族を支える」というハングリー精神を持っている。

ピンチに強い集中力は自衛官の父・禎弘さんの教育による。大瀬良は父について「礼儀などができていなければ、ものすごく怒られた」と話し、時に鉄拳も飛んでくるので、食事の時でさえ気が抜けなかった。そんなスパルタ教育によって、行儀がよくなるとともに何事に対しても集中力が養われた。それについて、「当時は怖かったけど、そうしてもらったから今の自分があるんだと思う」と父に感謝している。

先輩であるエース前田健太は、ドラフトで大瀬良の広島入りが決まった時から「いろんな話をしたい」と語っており、ロッカーや新幹線の移動の席も隣で“エース道伝授”を進めている。また、移動中に実況パワフルプロ野球をプレーすることがあるが、前田がめっぽう強く大瀬良はいつも敗れている。

ファンから、先述の今村猛、入団と同じ時期に読売ジャイアンツより移籍してきた一岡竜司と共に、顔つきがカピバラに似ていることからカピバラ兄弟と呼ばれている。地元TV局のインタビューでは「今村と共に世間でカピバラに似ていると言われているので、二人で一緒に頑張りたい。」と語り、また一岡竜司に対してTwitterでは、先輩でありながら「カピ岡さん」と呼ぶことがある。球団公式グッズでも今村・一岡とともに「カピバラ三兄弟」としてTシャツや手ぬぐい等のグッズも販売されている。

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