渡辺亮の出身高校

渡辺亮 プロ野球選手

渡辺亮卒業高校
鳴門市立鳴門工業高校 偏差値 徳島県高校偏差値ランキング
プロ野球選手ランキング
4581位 / 4783人中 プロ野球選手別偏差値ランキング
性別
男性
生年月日
1982年2月10日生まれ

渡辺 亮(わたなべ りょう、1982年2月10日 - )は、徳島県鳴門市出身の元プロ野球選手(投手)。

実家の近所に鳴門競艇場があり、少年時代は競艇選手を目指していた。競艇のための体力をつける目的で野球をしていたが、鳴門工業高校時代に身長が規定(172 cm以下。18歳未満時は168 cm以下)を超えてしまい、競艇選手の道を断念した。

高校では初めは遊撃手であったが、投手ができる選手がいなくなったため2年生から投手に転向。3年生時に春の甲子園に出場した。同志社大学では大学通算48試合に登板し26勝13敗、防御率1.62, 316奪三振。4年の秋季リーグではチームを優勝に導き、最優秀選手賞と最優秀投手賞を獲得した。

その後社会人野球の日本生命に進み、第48回JABA岡山大会で最高殊勲選手賞を獲得。2005年の大学生・社会人ドラフト4巡目で阪神に指名され入団。背番号は「25」が与えられた。この年は社会人野球で活躍することができず、この年に自分がプロから指名されるとは思っていなかった。

2006年(1年目)は二軍での生活に終始。同年の秋季キャンプから2007年の春季キャンプまでは、ナックルボールの習得を目指した。この挑戦は話題になり、ナックルボールについて英語と日本語で解説した差出人不明のエアメールが届くこともあった。しかし、実戦で使えるレベルのナックルボールを習得するには至らなかった。

2007年には、4月22日に入団後初の一軍昇格を果たすと、同日の対読売ジャイアンツ戦で一軍初登板。シーズン当初は敗戦処理での登板が多かったが、安定した投球を続けた。同じリリーフ右腕の橋本健太郎が腰痛で戦線を離脱してからは、先発投手と「JFK」を繋ぐ場面での起用が増加。8月3日の対広島東洋カープ戦(阪神甲子園球場)で1点ビハインドの7回裏に登板して1イニングを無失点に抑えたところ、8回表に味方が勝ち越したため、一軍でのプロ初勝利を挙げた。チームのシーズン2位で進出した2007年のクライマックスシリーズでは、中日ドラゴンズとのファーストステージで第3戦の先発に内定。しかし、チームが2連敗で敗退したため実現しなかった。その一方で、同シリーズの終了後には結婚している。

2008年には、FA権の行使によって広島から入団した新井貴浩が背番号「25」を着けた関係で、自身の背番号を「12」に変更。春季キャンプからオープン戦までは振るわず、二軍への降格も経験したが、公式戦の開幕を一軍で迎えた。シーズン中には、「JFK」の一角を構成していたジェフ・ウィリアムスが故障で離脱したため、「JFK」の1人であった久保田智之と共にセットアッパーへ起用。その久保田が不調の時期には、単独でセットアッパーを務めたことによって、「渡辺 (Watanabe)・ウィリアムス (Williams)・藤川球児 (Fujikawa) 」という継投のパターンが定着。前述の「JFK」と同様に、3名の頭文字を取って「WWF」と称された。

2009年も、前年に続いて、中継ぎ陣の一角として活躍。ただし、後半戦に一時二軍へ降格するなど、やや不調であった。逆に、一軍の中継ぎ陣が総じて不調であった2010年には、投球内容がおおむね安定していた。

2011年には、藤川と共に「勝利の方程式」として期待された久保田と小林宏之がいずれも不調であったために、クローザーの藤川に繋ぐセットアッパーの1人として活躍した。

2012年には、一軍公式戦50試合に登板したことによって、6年連続で40試合以上の登板を達成した。したが、他の中継ぎ投手陣が好調だった影響で、前年に比べて接戦の場面での登板が減少。勝敗を記録しないままシーズンを終えた。

2013年には、春季キャンプ中に右肩の違和感を訴えたため、開幕を二軍で迎えた。しかし、先発からクローザーに転向した久保康友の救援失敗が相次いだため、5月29日に久保と入れ替わる格好で同年初の出場選手登録。中継ぎ投手陣の一角を担っていたが、7月25日の対東京ヤクルトスワローズ戦にて1回1/3を3失点と打ち込まれたため、翌26日に登録を抹消された。9月13日に再び登録されたが、3日後の16日に登録を抹消されると、そのままシーズンを終えた。

2014年以降は、前述した右肩痛の影響で、一軍公式戦での登板機会が徐々に減少。同年には14試合、2015年には1試合の登板にとどまった。2015年9月29日には、翌年の戦力構想から外れていることが判明。同年10月1日に、阪神甲子園球場内での記者会見で現役引退を表明した。同月30日に、NPBから任意引退選手として公示。

2016年からは、阪神の球団本部アマスカウトに転身する。

投手としては小柄ながら、平均球速141 km/h、最速151 km/hのストレートやスライダー、チェンジアップなどのキレで勝負する本格派右腕。

一軍公式戦での通算登板数は362試合で、いずれも救援によるものだった。ショートリリーフが多かった影響で、通算で75ホールドポイントを記録しながら、セーブが付くことはなかった。

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