海老沼匡の出身高校

海老沼匡 スポーツ選手

海老沼匡卒業高校
世田谷学園高校 偏差値 東京都高校偏差値ランキング
スポーツ選手ランキング
1857位 / 2530人中 スポーツ選手別偏差値ランキング
生年月日
1990年2月15日生まれ
血液型
O型

海老沼 匡(えびぬま まさし、1990年2月15日 - )は、日本の柔道家(66kg級)。栃木県小山市出身。血液型はO型。組み手は左組み。段位は参段。得意技は背負投。パーク24所属。ロンドンオリンピックの柔道66キロ級銅メダリスト。

柔道は5歳の時に兄二人の影響で、後に60kg級世界チャンピオンの高藤直寿も所属することになる野木町柔道クラブで始めた。講道学舎出身。長兄に個人インカレを制覇した海老沼聖(現・パーク24)、次兄に流通経済大学所属の海老沼毅がいる。

世田谷学園高校を卒業後は明治大学に進学、卒業後は明治大学・講道学舎の先輩である吉田秀彦が柔道部監督を務めるパーク24に就職した。

グランドスラム・東京2009ではIJFワールド柔道ツアー初の金メダルを獲得した。しかし期待されたワールドマスターズ2010では5位だった。 2011年の8月にパリで開催された世界選手権では、決勝でブラジルのレアンドロ・クーニャに内股で一本勝ちして優勝を飾った。

2012年5月の選抜体重別では決勝で筑波大学の森下純平を支釣込足で破って今大会3連覇を飾り、ロンドンオリンピック代表に選出された。

2012年7月のロンドンオリンピックでは、準々決勝で韓国の曺準好と対戦すると反則技である立ち姿勢から一挙に体を捨てる腕挫腋固を仕掛けられるも見過ごされ、GSに入ってから小内刈で有効ポイントを取りながら取り消しとなった。結果として判定にもつれ込み、一旦は相手に旗が上がるもののビデオ判定を担当するジュリーからの指摘で判定がやり直されて今度は海老沼の方に旗が上がったことにより勝利を得た。しかし準決勝ではグルジアのラシャ・シャフダトゥアシビリの前に隅返で敗れはしたものの、3位決定戦でポーランドのパベウ・ザグロドニクに大腰で破って銅メダルを獲得した。

2012年8月16日に出身地の栃木県及び小山市に凱旋報告を行い、その際には栃木県から栃木県スポーツ功労賞が授与され、また県の広報大使たる『とちぎ未来大使』に委嘱された。

2013年2月のグランプリ・デュッセルドルフ準決勝ではロンドンオリンピックで敗れたグルジアのシャフダトゥアシビリを横四方固で破ると、決勝でも綜合警備保障の福岡政章を指導2で優勢勝ちして優勝を果たした。

しかし、5月の体重別では決勝で福岡に有効で敗れて2位にとどまった。

8月の世界選手権では決勝でカザフスタンのアザマト・ムカノフと対戦したが指導1を受けた後に、本来反則負けの対象となる立ち姿勢から体を捨てての脇固めを何度も仕掛けられながら反則が適用されず、左腕を負傷して苦しい展開となるが終盤に大内刈で逆転の一本勝ちを果たして、今大会6試合オール一本勝ちで2連覇を飾った。相手のムカノフも試合後のインタビューで、「骨が折れたと思ったが攻めてきた。サムライだよ」と海老沼の戦いぶりを称えた。 なお、斉藤仁全柔連強化委員長はこの試合においてムカノフが繰り出した脇固めは反則負けの対象となる立ち姿勢から一挙に体を捨てる脇固めに該当するとして、IJFに試合内容の検証を要請することになった。斉藤強化委員長は「10月にIJFが新ルールの検証を行うので、それに対して送る要望の一つに含める。映像でしっかり確認してほしい。選手に危険なことは柔道にプラスにならない。IJFには再発防止を徹底させてもらいたい」と語った。また海老沼も「あんな技が認められてしまったら、この先ケガをする人もたくさん出てくると思いますし、何ていうか、怒りがこみ上げてきます」とコメントしている。

2014年2月のグランプリ・デュッセルドルフでは、昨年に続いて2連覇を達成した。4月の体重別では 準決勝で東海大学3年の高市賢悟に合技で敗れるが、世界選手権代表に選出された。8月の世界選手権では決勝で地元ロシアのミハイル・プリャエフを内股で破って日本男子としては2003年の井上康生以来、史上5人目の世界選手権3連覇を達成した。世界団体決勝では地元ロシアの選手と対戦して敗れたものの、チームは3-2で優勝を飾った。12月のグランドスラム・東京では、準決勝で神港学園高校2年の阿部一二三と対戦すると、有効を先取しながら終盤に技ありを取られて逆転負けを喫すると、3位決定戦でも高市に一本負けして5位に終わった。12月22日には女子63kg級で世界選手権の5位になったことのある三井住友海上の阿部香菜と結婚した。

2015年4月の選抜体重別では決勝で高市を技ありで破って3年ぶり4度目の優勝を飾り、世界選手権代表に選ばれた。7月にはJOCからシンボルアスリートに選ばれた。8月の世界選手権では3回戦で60kg級の元世界チャンピオンであるウズベキスタンのリショド・ソビロフに大内返で一本負けを喫して大会4連覇を逃した。世界団体では決勝で勝利するなどしてチームの優勝に貢献した。12月の2015 東京では決勝で高上智史に肩車で技ありと有効、さらに背負投でも有効を取られて完敗を喫した。

IJF世界ランキングは1500ポイント獲得で5位(15/12/7現在)。

肩車、掬い投げ、朽木倒といったタックル系が得意技である。しかし2009年、国際柔道連盟はこれらの技を反則としたため9月の全日本ジュニアでは敗者復活戦敗退に終わった。しかし講道館杯では内股、背負投、腰車で全試合一本勝ち、決勝でも内柴正人を退け金メダルを獲得した。

(2016年2月現在)

(参考資料:ベースボールマガジン社発行の近代柔道バックナンバー、JudoInside.com等)。

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